アマトリチャーナデイ2018終了報告!!すでに多くの方がアップしてくださっていますが、3年連続天気にも恵まれ、昨日無事第3回アマトリチャーナデイ終了いたしました。回を重ねるごとにベテランを中心にオペレーションや運営はスムーズになる一方、毎回「あれをこうしよう、こうしたほうがいいのではないか?」という議論も起き、新メンバーも参入していただいているので結局毎回ゼロからのスタートとなります。それでも昨日は順調に準備を終え、11時の開場予定を30分前倒して10時30分に開場。その時点ですでに多くの方が会場にお越しいただき、フードチケットを最初から2組、3組と食べる気満々で購入していただいている光景を見て胸が熱くなったのは私だけではないと思います。
今回の参加スタッフは74名+アマトリーチェからやってきたイタリア人など当日の助っ人参加を含めると約80名で、そのうち40名を超える料理スタッフが全国から集結。アマトリチャーナのパスタ場を中心にそれぞれがスペシャリティを持ち寄り、登場した料理は50種類以上。ご来場いただいたイタリア大使館、イタリア料理アカデミーの来賓の挨拶でも「世界イタリア料理週間の幕開けにふさわしいガストロノミーイベント」とのお言葉をいただきました。
昨年よりも火力を増強して臨んだパスタ場は猛者たちがノンストップで閉場ぎりぎりまでパスタを作り続け、各ブースではありとあらゆる料理が登場、売り切れるとそぐさま他のブースの助っ人に入るその連携プレイは予行演習もしていないぶっつけ本番なのに、体育祭を思わせる動きでした。今年のテーマである「共生」とは日本とイタリアだけでなく、スタッフ同士が助けあうその姿に集約されていました。
例年通り閉場後の18時30分から行われた閉会式では会計班総出でまとめてくれた会計報告を全員の前で発表。来場者数は800名強と昨年をやや下回る数字でしたが総売上および募金総額は198万円と昨年の2倍近い過去最高金額を記録いたしました。これは当日出店いただき売上を寄付してくださった出店者のみなさま、各店舗で行った募金を実行委員会に預けてくださったイタリア料理店、多くの食材、ワインを提供してくださった協賛企業の皆さま、会場整理に協力してくれた東京都、世界イタリア料理週間公式イベントとして数々の告知に協力してくれたイタリア大使館、そしてなによりイタリア料理が美味しいと、熱心に数多くの料理を食べワインを飲んでいただいた来場者の皆様のおかげです。アマトリチャーナデイの目的は義援金の多寡ではなく、来場いただいた方にイタリア料理って美味しいな、イタリアっていいな、と思っていただくことだと常々言って来ましたが、それでもこの結果は全スタッフに満足と充実を与えるものであります。
後日諸経費を差し引いて正式な義援金額をあたらめて発表し、イタリアの被災地と日本国内の被災地に関係期間を通じて振り込ませていただく予定です。まずはこの場をお借りしてアマトリチャーナデイ2018の成功にご協力いただきました来場者の皆様、協賛企業、関連団体、そして全スタッフにあらためて心よりお礼申し上げます。ご参加、ご協力、ご来場誠にありがとうございました。
アマトリチャーナデイ実行委員会 発起人代表 池田匡克